アレルギーによる目の痒みや赤みに悩んでいませんか?エピナスチン(アレジオン)点眼液は、アレルギー性結膜炎の諸症状の改善に効果的な薬です。この記事では、エピナスチン(アレジオン)点眼液の効果や副作用、正しい使い方などを解説します。アレルギー性結膜炎に悩んでいる方は最後までご覧ください。
エピナスチン(アレジオン)点眼液ってどんな薬?
エピナスチン(アレジオン)点眼液とは、アレルギー症状を引き起こす「ヒスタミン」の働きを抑える点眼薬です。アレジオンは薬の商品名であり、エピナスチン(エピナスチン塩酸塩)はアレジオンの成分名です。
アレジオン点眼液には、有効成分が同じ「エピナスチン塩酸塩点眼液」があります。エピナスチン塩酸塩点眼液はアレジオンのジェネリック医薬品です。エピナスチン塩酸塩点眼液はアレジオン点眼液と同等の効果が認められており、エピナスチンを選ぶことで薬のコストを抑えられます。
エピナスチン(アレジオン)点眼液の効果を解説
エピナスチン(アレジオン)点眼液は、アレルギー性結膜炎の改善に効果的です。以下のようなアレルギー性結膜炎に伴う諸症状の改善が期待できます。
- 眼の痒み
- 眼の赤み
- 眼の腫れ
- 充血
- アレルギー反応による涙目
エピナスチン (アレジオン)点眼液は目の痒みや赤みなど、目の不快感に悩んでいる人におすすめの薬です。
エピナスチン(アレジオン)点眼液の正しい服用方法
エピナスチン(アレジオン)点眼液の効果を最大限に発揮するには、正しい点眼方法を守ることが欠かせません。以下のポイントを守って使用しましょう。
- 使用前に必ず手を洗う
- 1回1~2滴を1日2回、または4回点眼する
- 容器の先が目に触れないようにする
- 目頭を押さえながら数分目を閉じる
- 他の目薬を使う場合は5分以上空ける
1日の点眼回数は点眼薬の濃度によって異なります。点眼薬を使用する際は、上記のポイントや医師の指示を守って使用しましょう。
基本的にエピナスチン(アレジオン)点眼液はコンタクトレンズをつけたままでも使用可能です。ただし症状がひどいときはコンタクトレンズの使用自体を推奨しないため、普段からコンタクトレンズを使っている方は使用前に医師や薬剤師にご相談ください。
エピナスチン(アレジオン)点眼液の副作用とは?
エピナスチン(アレジオン)点眼液の主な副作用は以下のとおりです。
- 眼の異物感
- 結膜充血
- 流涙(りゅうるい)
- 眼脂(めやに)
- 眼の痒み、チクチク感
上記以外にも副作用と思われる症状が起こった場合は、使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。
エピナスチン(アレジオン)点眼液の注意点3選
エピナスチン(アレジオン)点眼液を安全に使うために、以下の3つの注意点を確認しましょう。
- 妊娠または授乳中の人は使用できない
- 12歳未満の小児は注意が必要
- 薬や食べ物でアレルギー症状が出た人は医師や薬剤師に相談が必要
エピナスチン(アレジオン)点眼液の使用前には必ず医師や薬剤師に相談し、正しい使い方を心がけください。
妊娠または授乳中の人は使用できない
妊娠または授乳中の人はエピナスチン(アレジオン)点眼液を使用できない場合があります。
製薬会社の調査によると、エピナスチン(アレジオン)点眼液はほぼ血液中に移行しておらず、胎児への影響は低いと考えられます。授乳中の場合も母乳を通じたリスクは低く、比較的安全に使える薬です。しかし、妊娠週数や健康状態により薬の使用可否は異なるため、妊娠・授乳中であることは受診時に必ず医師に伝えてください。
12歳未満の小児は注意が必要
エピナスチン(アレジオン)点眼液は、12歳未満の小児等を対象とした臨床試験を実施していません。小児でも使用は可能ですが、使用する際は副作用が出ないか十分気を付けてください。
薬や食べ物でアレルギー症状が出た人は医師や薬剤師に相談が必要
薬や食べ物で発疹などのアレルギー症状を起こしたことがある人は注意が必要です。アレルギー症状に効果があるエピナスチン(アレジオン)点眼液でも、有効成分が身体に合わないと重篤なアレルギー症状を起こしてしまうリスクがあります。
過去に薬や食べ物でアレルギー症状が出た人や、初めてエピナスチン(アレジオン)点眼液を使用する場合は、使用前に医師や薬剤師に相談してください。
エピナスチン(アレジオン)点眼液を試したいときは病院で相談しよう
エピナスチン(アレジオン)点眼液は抗ヒスタミン薬であり、アレルギー性結膜炎に伴う眼の痒みや充血に効果的です。点眼薬を使用する際は、医師や薬剤師の指示を守りましょう。
エピナスチン(アレジオン)点眼液の副作用には、眼の異物感や流涙などが上げられます。妊娠または授乳中の人や、薬や食べ物でアレルギー症状が出た人は診察時に医師に相談してください。12歳未満の小児が使用する場合は、副作用が出ていないか特に注意が必要です。
エピナスチン(アレジオン)点眼液は病院での処方が必要な薬です。アレルギー性結膜炎の症状で悩んでいる方は、早めに病院で相談しましょう。